2008年08月15日(金)
初心を忘れず
時間は22時過ぎ
たぶん小学校の4年生か5年生ぐらいの女の子
周りを一切気にせず一心不乱に
バレエのステップの足のポーズを
狭い電車の片隅でやっています。
きっとバレエのレッスンの帰りなのでしょう。
将来は 「 世界的に活躍するバレリーナ 」 を
目指しているのでしょう。
電車の中でその部分だけ輝いて見えました。
一所懸命な彼女の姿を見て
いろんな想いが巡り
ハッ!と気づかされました。
思い返せば、私もそんな時期がありました。
高校生の時、どうしても 「 音楽大学に入りたい! 」
という想いだけで、先生を紹介して頂き、
土曜日に月二回ほど、栃木から東京へ歌のレッスンに
通っていました。
やはり、帰りはいつも22時過ぎ
土曜日の22時過ぎの下り電車は酔っ払いだらけ。
その中、高校の制服姿で栃木まで帰っていました。
お酒の匂いのプンプンする中、
受験の曲について、先生に言われた事を
楽譜を見ながら何度も何度も繰り返していました。
そう、あの子と同じように
周りなんか気にしないで一心不乱です。
今の自分を振り返ると、
「 あの頃の頑張っていた自分 」 に恥ずかしいです。
「 何かを忘れていました 」
音楽が 「 好き 」 っていう気持ち
「 何とかあの歌を歌えるようになりたい 」 っていう情熱
大人になって考えることが増えて淀んできてました。
私に 「 音楽 」 というものの素晴らしさを
初めて教えてくれたS先生。
・・・ごめんなさい。
今は遠くの空で見ていてくれているのかな。
それとも、お盆だから
「 少女の姿 」 をかりて私に鼓舞してくれたのかな。
ありがとうございます、先生。
これから 「 初心を忘れず 」 に進みます。
音楽は誰の心の中にもあります。
そう、それは 「 大切な思い出 」 とともに。
あなたにもきっとあるはずです。
いつでも、あなたの事を応援しています。

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